平成27年5月6日午前6時より、気象庁は箱根山に対し、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げを発表しました。
これに伴い箱根町は、同日午前6時10分に大涌谷周辺の皆様に対し、避難指示を発令し、
今後、火山活動の活発化が予想されるため、火口周辺の立ち入りを禁止しています。
平成27年5月6日午前6時30分から、次の措置をとることにしました。
(1)県道734号線の大涌谷三差路から大涌谷方面への通行禁止
(2)箱根ロープウェイの全線運休
(3)姥子~大涌谷間の自然探勝歩道の閉鎖
平成27年5月4日午前5時から、次の措置をとることにしました。
(1)大涌谷自然研究路の閉鎖
(2)ハイキングコースの一部区間の閉鎖
【箱根を訪れる方々に対するメッセージ~箱根火山の活動に関して~】
今回の措置は、箱根山の噴火を想定して作成した避難誘導マニュアルに沿って、住民や観光客の方の安全を最優先に考え、大涌谷の噴気地帯に近い場所のごく一部への立ち入りを規制するためのもので、箱根の他の地域まで規制が及ぶものではありません。
なお、現在も気象庁及び箱根火山の研究・観測を行なっている神奈川県温泉地学研究所が監視体制を強化しています。
詳しいデータなどは、気象庁及び温泉地学研究所のホームページをご覧ください。